将棋は対局しても強くならない(と思う)

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対局では強くはならない

賛否両論あると思いますが、私の場合は対局をしてもなかなか強くならないと思います。

もちろん、対局することで、強くなる可能性として

  • 序盤での明らかな失敗の減少
  • 戦法を試したときの定跡書にはない応手への対応
  • 対局でミスすることで、定跡書が深く理解できるようになる
  • 対局慣れし、消費時間が減る
  • 対局後にソフト解析することで、分からなかった局面の正解が分かる

等々、たくさんメリットはあると思います。

しかしながら、対局を重ねて強くなれる人は、そもそも自分で深く考えられるセンスのある人だと思います。特に級位者は対局中に形勢を一気に逆転するような悪手を指すことが多いので、あとで、ソフト解析しても、その1手で台無しになったことが分かるだけで得られるものが少ないと思います。

また、対局には時間もかかりますし、負けると腹が立ってもう1局という、もっともやってはいけない行為をしがちです。

相手が特定の戦法で来るといつも負けてしまうなども多いと思います。それならば、しっかりと対策を練り準備してから望まなければ絶対に勝てるようにはなりません。

対局は楽しい

当たり前ですが、対局で勝つのが将棋でもっとも楽しいことです。

自分の得意戦法がうまくいき短手数で快勝した時はめちゃくちゃうれしいですよね。

それはそれで将棋を続けていくモチベーションになるので大切だと思います。

しかし、何回かに1度特定の戦法に対して快勝できることを楽しみにして何度も負けているのでは絶対に強くはなれません。と思います。

私のようにセンスのない人はひたすら正しい型を叩き込み体に慣らしていくしかないと思います。

ですから対局は楽しみとして最小限にして(これが1日数局なのか、数日に1局なのかは個人の判断ですが、上達したと感じてから対局したほうがいいと思います。)詰将棋や、定跡書を何度も何度も読み返したほうが実力は上がると思います。

まとめ

  • 対局は楽しみではあるが、強くはならない
  • 詰将棋、定跡書等々を繰り返しやる

これは自分に言い聞かせています!

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